Vol.04 あんぱん
文明開化の明治時代、「日本人にあうパンを」ということで開発されたパン。海外から取り入れたものをしっかりアレンジして定着させてゆく日本の食文化の代表格でもある。あんはもちろん、それに合わせたパン生地も各メーカーが工夫をこらしている。
そんな菓子パンの定番ともいえるあんぱんを、桜満開の上野公園で食べ比べてみた。
■実施日:2010年3月30日(火)
■会場:上野公園
■参加者:和田(隊長) 森田慶子 和田由貴 瀬川陣市 mina TUNKA きょん はね yuji Y氏
ヤマザキ「高級つぶあん」 キムラヤ「つぶあんぱん」 Pasco「しっとりつぶあんぱん」 第一パン「横浜あんぱん物語」 セブンイレブン焼きたて直送便「つぶあんぱん」 Panest「小倉あんぱん」つぶあん系でスーパー・コンビニ等で販売されている主なあんぱん6種類。
<評点方法>
あんぱんをそれぞれ6等分し試食。それぞれ評価シートにパンやあん、全体バランスなどについてコメントを書いていき、最後に1番目・2番目に美味しいと思ったものを発表。1位を「2点」2位を「1点」で加点して合計。
| 人気第1位 | セブンイレブン焼きたて直送便「つぶあんぱん」 |
| 人気第2位 | 第一パン「横浜あんぱん物語」 |
| 人気第3位 | キムラヤ「つぶあんぱん」 |
過去3回の食べ比べ会と比べると、もっとも各社商品の味の違いがはっきりした食べ比べ会だったかもしれない。あんこの味・食感はもちろん、パンの味も各社かなり個性があった。一方で、これまであまり「自分のあんぱんの好み」について考えたことがあまりなかったという人も多く、評点をつける際には何を基準にしたらいいか悩んでいた人も多かったようだ。
「あんとパンのバランス」「しっとり感」「甘さ控え目のあんこ」などを評価点として上げている人が多かった。
ちなみに価格帯は110円前後で、最も安かったのがセブンイレブン焼きたて直送便「つぶあんぱん」の98円、最も高かったのが第一パン「横浜あんぱん物語」で126円。ヤマザキ・キムラヤなどは、あんぱんだけで何種類もの商品を発売している。
参加者の評価&感想
1位 キムラヤ「つぶあんぱん」
2位 Panest「小倉あんぱん」
1位 セブンイレブン...パンとあんのバランスが好き
2位 Pasco...しっとりして食べやすい、温泉饅頭など和菓子に入っていそうなあん
セブンイレブンあんぱんはパンとあんこのバランスがちょうど良い上に、香ばしいゴマがアクセントになっていて私好みの味で、pascoあんぱんもパンとあんこがちょうどいい感じでした。どうやら私はあんこやパンどちらかがはっきり主張しているあんぱんより、全体がしっくりまとまっているあんぱんが好きだと今回食べくらべて知りました。(レポートはこちら)
1位 第一パン...あん多く甘さ控えめ、パンだけでもおいしい
2位 ヤマザキ...パンふっくら粒しっかり、普段はこしあん派だけど皮残らず、ケシの実も香ばしかった
パン好きなのでパンのおいしさとあんはこしあん派なのでつぶあんでも口当たりよさが選ぶポイントになりました。あまり普段あんぱんは食べませんでしたが横浜あんぱん物語はリピートしたいおいしさでした。ちょっと大きさに対して値段が高いのが玉にキズ?
1位 セブンイレブン...ゴマがおいしく、あんもあまり甘くない
2位 キムラヤ...あんとパンの量のバランスがよい
あんぱんを6種類も一度に食べることができるなんて人生初めての体験でした!あんとパンのバランス、あんの甘さ、各社それぞれに個性があるんだとあらためて実感。でも実は個人的にはごまの風味や食感がいいものが好き。ごまって大切ですね。
1位 セブンイレブン...食後のフェードアウト感が絶妙、すーっと甘さが抜けていきまた食べたくなる
2位 Pasco...最初こちらが1位評価だったが、少々甘さのしつこさが残ったため2位に
あんぱんほど人の好みに左右される食べ物はないかもしれない。その好みの数だけ味があるのがあんぱんではないかと再確認。深いぞ、あんぱん!
1位 Panest...パンの味が好き
2位 セブンイレブン...あんこ甘すぎず
微妙な風味や甘みの違いで、こんなにも味が変わるんだーと感心しました。あん抜きにパンの味だけで選んだら、キムラヤとPanestが好きだったのですが、あんこの風味が入るとかなり評価が変わってきます。総合的には甘すぎないしっとり系が好きですね。
1位 ヤマザキ...栗が入っていて薄目で上品な味、あんこっぽくいない
2位 Panest...あんこが滑らかでパンが懐かしい味
あんこがそれほど得意ではない私は、パン独自の味とパンとあんこのコラボに注目しました。1位のヤマザキは、あんこの味が薄めで上品、栗が入っていて、あんこが得意じゃない人でも美味しく味わえると思う。Panestはパンが美味しかった。
1位 第一パン...あんが多くパンしっとり、バランスがよい
キムラヤ...ごまの風味がしっかりきいて、月餅のようなあんが美味
パンが干からびていたので、パンに対する評価が低くなる傾向にあった気がします。次回は、パンがしっとりした状態で望みたいです(笑) (隊長注釈:きょんさんは夜組の最後で、ラップし忘れていたため、カットしたパンが完全に乾燥してしまっておりました。失礼しました)
1位 キムラヤ...しっとりしていておいしい
2位 第一パン...あんがうまい
あんぱん食べ比べ会レポート
花より・・・
あんぱん。
・・・ということではないけれど、桜の花満開の上野公園で、あんぱん食べ比べ会を開催した。この日は空も真っ青に晴れ渡り、桜の花も八分咲きで絶好のお花見日和。
花に誘われて多くの人が上野公園内を、少し上を見上げて歩いているど真ん中での・・・
超・真剣食べ比べ会だ。
今回は少々準備不足で、あんぱんの主要銘柄は調べていたものの、どこで何を購入できるかの情報収集は不十分で、当日午前中にコンビニやスーパーを駆けまわって9種類のあんぱんを購入。
うち、メジャーと思われる6種類を食べ比べ対象とすることにした。
圧倒的シェアを占めているのは、左上のヤマザキ(山崎製パン)。
これ1種類しか置いていないところも結構あった。
キムラヤ(木村屋總本店)・Pasco(敷島製パン)・第一パン(第一屋パン)もかなりある。
右下の小倉アンパンの「Panest」はJR東日本の駅構内コンビニ「NEWDAYS」やキオスクで販売されているオリジナルブランドで、製造は第一屋製パン(ブランドは第一パン)。
まずは一個ずつ並べてみた。
のっているゴマの色や量、そして大きさや形、パンのツヤなども全然違う。
圧倒的に小さいのは左下の第一パン「横浜あんぱん物語」だが、割と高さがありコロンとした印象だ。
セブンイレブンのだけが、やや四角い形をしていた。
お花見は、昼間組と夕方組に分かれていたので、食べ比べ会では各2個ずつのパンを購入し、まずは昼間組用に1個ずつを6等分。
今回、初のアウトドア企画ということで、取皿替わりのキッチンペーパー、そしてカットする際に使う料理用のビニール手袋を持参した。ビニール手袋はやはりカットする際にあると衛生的にいいと思うので、次回以降、屋内であっても用意しようと思った。
パンをなるべくつぶさないように6等分するのは結構難しい。
ナイフを縦にさし、のこぎりで木をきるように慎重にカットした。
さー、いよいよ食べ比べだ!
「あんぱん」で妙な盛り上がりをみせているこの団体に、道行く人やご近所さんが不思議な視線を送っていた。確かに変だ。むしろ異様だ。
最初に全部とって、評価シートと同じ順番に並べてみる。
食べ比べ会も回数を重ねるにつれ次第に慣れてくる。
大きさではもっとも小さかった「横浜あんぱん物語」だが、あんこはぎっしり(手前右)。
一方、ヤマザキのパンは、切った後に一個だけ全くあんこが入っていないものがあった(手前左)。全体がつぶれた感じになっているところから見て、もともとあんことパンの間に隙間が結構あったのかもしれない。
あんこ談義で盛り上がる。
今回はつぶあん系で揃えてみたが、実は「こしあん派」もかなりいたようだ。「基本はこしあんだけど、あんぱんはつぶあんが好き」などのニュートラル派も。
「パンがしっとりしている」
「この餡は、どちらかというと和菓子とかに使われそうな・・・」
「パンに比べてあんこの量が多すぎる・・・」
「給食のパンみたい。懐かしい」
などなど。
パンの中にあんこ。
今では全く違和感のないものだが、最初に開発した人は、これが本当に世の中に受け入れてもらえるかどうか、ドキドキしたのだろうか。もしくは世紀の発明!と自信に満ちた声で叫んだのだろうか。
なんにしても、100年以上も愛され続ける定番の菓子パンにまでなるとは思わなかったろう(「あんぱん」Wikipedia)
これからは、今まで以上にしっかり、
あんとパン、そしてこの2つの絶妙なハーモニーを味わいながら食べたいと思う。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
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1位 第一パン...たっぷり詰まった素朴な味のあん
2位 セブンイレブン...たっぷりのゴマとあんがおいしかった
「あんこ」が好きなので、その基準で選んでいる。「横浜あんぱん物語」はあんこが多く、また甘み押さえた割とほくほくした素朴な味で好みだった。セブンイレブンのはパンの上のゴマが香ばしく、ゴマとあんこが一緒になって月餅の中の餡のような香ばしい感じになった。